個展用に描き始めた「かげろうの町」シリーズ第3弾「レモン」です。
※イラストはクリックで拡大します。
僕の故郷の仁尾町から観音寺市へ向う途中にある曽保地区は、みかんの産地として知られています。温暖な上に日照時間が長い(仁尾町は日本で一番長いらしい)ので柑橘類が育ちやすいんでしょうね。ここのみかんは甘くておいしいです。
近年レモンも栽培されるようになり、レモンの産地としても知られるようになっているそうです。
今回はそんな山のレモン畑から見た景色を描きました。中央に見えているのは香川県に多い「ため池」です。遠くに見えるのが瀬戸内海です。
画面を横切っているのは収穫物を運ぶ為のモノレールです。今も使われているのかどうかは不明ですが、僕が子供の頃はこれでみかんを運んでいました。車が入れる道がない所などではこれが活躍します。
子供の頃から「果樹園」という言葉の響きがなぜか好きでした。なんか豊かな気持になれるんですね。植物の実という物が持つ豊かさなのかな。
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